ボーナスに不満のある看護師の皆さん、こんにちは。
正直、もっと欲しいですよね。
過酷な夜勤や残業だけでなく、複雑な人間関係にも耐えなきゃならない。
それ相応の見返りが欲しいと思うのは当然です。
そこで今回は、看護師のボーナス事情をあらゆる角度からリサーチしました。
是非、あなたのボーナスと比べてみてください。
看護師の平均ボーナス(賞与)
2016年度最新版!
看護師の平均ボーナス額は・・・
ズバリ、83万円!
結構もらってますね(汗)
ちなみに・・
平均年齢39歳。
平均給料33万。
平均年収479万でした。
(※平成28年賃金構造基本統計調査より。)
しかもここ数年、ボーナスに大きな変動はなし。
安定して80万以上もらっています。
もし、あなたのボーナスが平均より低いと、「ほら、やっぱり私だけじゃん!」
ってなりますよね。
でも、これは平均39歳のボーナスです。
あなたと同年代の平均も見ておきましょう!
年代別平均ボーナス(賞与)
では、若手からベテランナースまで。
それぞれいくらもらっているのか!!
年代別に見てみましょう。
![Image](/images/2017/06/Image.png)
20代は50万。
50代は100万。
その差はなんと2倍です!
ベテランになるほど、かなりもらっていますね。
看護師は20代後半からボーナスが”ググッ”と上がります。
そう、新卒から5年ふんばれば、それ相応のボーナスを手にできるということです。
その後さらにボーナスは上昇⤴
MAX100万!!!
しかも前後30年間もらい続けています。
つまり30年間で3,000万。
地方のマンションが買えちゃえますよ。
どうです?あなたも上がりそうですか?
周りがこれだけもらっていると、自分だけ損した気分・・
よーくわかります。
でも、ちょっと待ってください!
職場でよく見る顔ぶれ、医療系の職種と比べてどうなのか?
ちょっと見てみましょう。
医療系ボーナスランキング
こうなりゃ、とことんよそ様のボーナスをのぞいちゃいましょう。
同じ医療系の仲間たちが、一体どれだけもらっているのか?
結果はこんな感じです。
![Image](/images/2017/06/Image1.png)
1位臨床検査技師86万。
続いて2位は医師で85万でした。
まあ、このお二方は納得ですよね。
そして・・
あの優秀な薬剤師を押さえて。
看護師は堂々の3位入賞です!
しかも、獣医やケアマネよりも上です。
イエーイ!
ところが、10位に注目です!
介護士32万。
ヘルパーさんは、体位交換や入浴介助でともに働く機会が多いはず。
そう、看護師なら日ごろから大変お世話になっている方々です。
いつも隣で働いているのに、看護師の半分以下!
もう少しもらってもいいんじゃないでしょうか。
やっぱり看護師はめぐまれているんですね。
どうです?
看護師は医療系の中でも上位でしたね。
ヘルパーさんより低かった方、いますか?(汗)
でも、まだ落ち込むのは早いです!
気分転換に。
医療から離れて、他職種の事情ものぞいておきましょう。
職業別ボーナスランキング
ここでは他職種から見て看護師はどうなのか?
女性が活躍する職種に注目して比べてみました。
![Image](/images/2017/06/Image2.png)
1位は客室乗務員で100万超。
女子の憧れの職業ですからね。
これはもう、しょーがない。
でもでも。
2位は我らが看護師83万!
これは自慢できますよね~。
ところがです!
小学生の憧れの職業。
パティシエは20万。
そして美容師に至っては、なんと6万です。
え、こんなに低いの?
驚きのレベルですよね。
でも、ちょっといいですか!
「自分よりもっと低い人がいるからマシかも・・」
って、納得しちゃダメ!絶対ダメです!
看護師は、なるまでが大変な職業です。
・下積みの学生時代。
・実習とレポートに追われる日々。
・国試の猛勉強。
思い出すだけでも、ゾッとします。
ですが・・・
なってからも、さらに大変な職業です(汗)
・命を扱うプレッシャー。
・終わらない夜勤。
・頻繁に起きる急変対応。
もうそりゃ、日々イロイロなものとの戦いですよ。
なのにです!
他の職業よりちょっと高いぐらいで納得してはいけません。
看護師は大変な職業。沢山もらって当然です!
他の職業より低いなんて・・
正直、割に合ってない。ていうか損ですよ!
ボーナスを増やす方法
他人より低いボーナス。
もっと増やせたらどんなにいいか。
必死に働いているんですから。
当然の希望です。
けど、どうやって増やせばよいのか。
そこで立ち止まっていませんか。
仮に、今の職場で必死に頑張ったとして、ボーナスは増えますか?
報酬制度が大幅に改善されるか、院長でも変わらない限り、まず不可能でしょう。
じゃあ、異動はどうでしょう?
同じ職場にいる限り、ボーナスの算定基準は同じです。
どの科に転属しても、それほど変わりません。
この他に1つ手段があるとすれば、職場そのものを変えることです。
そう、転職です。
とはいえ、いきなりは無謀すぎますよね。
まずは、あなたの職場よりボーナスの高い求人があるか?
チェックするだけなら何も支障はありません。
「お、良さそうだな!」と手ごたえをつかんでから、その後のことは考えれば良いのです。ボーナスの高い職場なら、ステキなマンションも買えますよ^^
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続いては、ボーナスに関するQ&Aです。
ボーナスの基本情報を知りたい方はどうぞ。
ボーナス全般Q&A
Q:ボーナスの支給時期は?
A:夏(6月か7月)と冬(12月)です。
夏のボーナス(査定期間:10月~3月)
冬のボーナス(査定期間:4月~9月)
※プラスで決算賞与(3月)を支給する病院もありますがごく一部です。
Q:ボーナスの目安が知りたい。簡単に出す方法を教えて?
A:[基本給×2.5カ月]で見積もれます。
厚生労働省によると、支給月の平均が2.5カ月です。
基本給に2.5をかけたものが、あなたの年間ボーナスの目安です。
ちなみに支給月は、新人もベテランも同じです。
Q:新人(1年目)だけど、ボーナスはいつからもらえる?
A:夏はほとんどもらえません。もらえるのは冬からです。
夏のボーナスはあっても寸志程度(10万~20万)で、ほとんど支給されません。
新人が入職する4月は、夏ではなく冬のボーナス査定期間ですからね。
よって、満額支給されるのは冬のボーナスからです。
それまで辞めずに頑張って欲しいですね。
Q:辞める前にボーナスは欲しいです(汗)退職はいつ伝えるべき?
A:ボーナス支給月の6、7月か、12月以降に申し出るべきです。
査定期間中に申し出ると、ボーナスが下がる可能性がありますからね。
きちんともらってから、1か月程度タイミングをずらして退職を伝えましょう。
もらった直後だと、「ボーナス泥棒!」」って思われちゃいますから。
Q:ボーナスってどうやって決まるの?
A:ほとんどは基本給×支給月で決まります。
ただし、ボーナスの評価基準がしっかり決まっている病院もあります。
・勤務態度(勤怠)評価
・人事評価(管理者による評価)
・業務内容、能力評価(スキルに対する評価)
・経営状況
・夜勤回数
・委員会活動
・研究・学会発表
・目標到達度
周りに評価してもらう事。
評価基準がしっかりある職場においては重要ですね。
クリニックよりも、総合病院や大学病院のような大規模な病院が評価制度を導入しています。
Q:クリニックのボーナスはなぜ低めなの?
A:理由はイロイロですが、1番は安定していないからです。
個人経営ですからね。
利益に変動はつきものです。
開業したばかりの小さなクリニックは、とくに余裕がありません。
軌道に乗るのに5年はかかりますからね。
・医療機器のリース代
・薬剤の支払い
・職員の給与
・積み立て費(機械の入れ替え時)
これらの経費を払うのに精一杯です。
その間は、ボーナスまで手が回りません。
むしろ借金だらけです(汗)
経営を安定させるために、ボーナスを低めに設定しているというのがホンネでしょう。
最後に・・・
周りと比べていかがでしたか?
今のボーナスに不満があって、もっとボーナスを増やしたい!と思うなら・・
やはり転職が一番確実な手段です。
ただし、転職するにはそれなりの覚悟が必要ですよね。
簡単じゃないからこそ、踏みとどまっていると思います。
でも、この先10年、20年・・・
ボーナスが1千万以上変わるとしたらどうでしょう?
やってみる価値、ありそうですよね。
まずはどんな職場があって、どれぐらいのボーナスをもらえるのか?
転職サイトで調べてみてはいかがでしょうか。
あなたのボーナスUPを応援しています!
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