看護師向け転職フェアのメリットデメリット。参加する本当の理由

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転職を考えている看護師の皆さん、こんにちは!
元エージェントの横山です。

最近は看護師向けの転職フェアが増えてきました。
情報を沢山ゲットできたり、現場のナースの話を聞けたり、参加特典までもらえたり。
その手軽さから、とくに20~30代の看護師に人気です。

でも、1度も利用したことがない看護師にとっては、転職フェアって意外とハードルが高いんです。
人が多そうで不安とか、何をすればいいのかわからないとか、履歴書が必要なのかわからないなど。こんな悩みをよく聞きます。

「転職フェアで何ができるのか、具体的に教えて!」
わたしは職業柄、こんな質問を沢山もらいます。

そこで今回は、初めて利用する方向けに、転職フェアの活用術を余すことなく語っちゃいます。

転職フェアでできること・できないこと、メリット・デメリットなどなど。これを読めば、安心して参加できますよ^^

転職サイトとの違いは?

転職フェアは病院説明会です。
どんな病院があるのか?雰囲気をつかむために参加します。

その点、転職サイトは、求人を探したり、履歴書対策したり、面接したり。
もう一歩、二歩進めたいときに利用するツールです。

最初から転職サイトでガッツリ活動することに不安を感じているなら、準備運動として転職フェアの参加をオススメします。

「参加したけど、もっと具体的な話が聞きたい。」
「もっと、自分のことをアピールしたい。」
「さらに条件が良い求人を探したい。」

そのときこそ、転職サイトの出番です。
具体的には以下のようなことができます。

転職サイトができること

・希望する病院の求人を探してもらえる。
・転職フェアでは聞けなかった詳しい情報を質問できる。
・自分を先方にアピールしてもらえる。
・面接を取りつけてもらえる。
・内定までサポートしてもらえる。
・各種対策をしてもらえる。(面接、履歴書、志望動機、自己PR)

転職フェアでつかんだ感覚を頼りに、転職サイトで更に踏み込んでみる。
一歩、二歩進んだ交渉ができるのが転職サイトです。
ただし、以下のような方は最初から転職サイトの利用をオススメしています。

転職フェアに向いていない人

・転職フェアが開催されない地域にお住いの看護師
・じっくり病院の内情を聞きたい看護師
・人気の多い場所が苦手な看護師
・具体的な給料交渉、入職日の相談がしたい看護師

転職サイトとの違いがわかったところで。
いよいよ、転職フェアについて深堀していきたいと思います。

転職フェアのメリットは?

他にはない転職フェアの良さは、6つあります。

1.気軽に話が聞ける

転職フェアの1番の売りは”手軽さ”です。
看護師なら誰でも気ままに参加できちゃいます。
※転職フェアは、合同説明会、合説、転職セミナーとも言います。

・入場無料
・面倒な予約、履歴書不要。
・服装、髪型自由。
・面接、自己PRなし。
・一部無料託児スペースあり。(ママさんも気軽に参加できる。)
おまけにQUOカードやお菓子など、参加者特典までついてくるケースまで。
至れり尽くせりです。
(わたしの同僚は、看護師仲間と一緒に参加していました。)

行けばあらゆる病院の話が聞けます。
聞いて嫌なら帰ればいいんです。
見学や面接と違って、あなたを観察したり、評価したりしませんから。
むしろ、病院を吟味するのはあなたです。

気軽に参加して、気軽に帰れる転職フェア。
本格的な転職活動を始めるその前に。
是非1度、参加してみてください。
忘れていた就活の感覚をつかむだけでも利用する価値ありです。

参加者の声

循環器科 松本佳代子さん(仮名)25歳

初の転職で何から始めればいいのかさっぱりでした。
フェアに参加してみると求職者の多さにびっくり。「あ、頑張ろう!」って自然とスイッチが入った気がします。

オペ室 森玲子さん(仮名)30歳

ハローワークに通ったけど思うような求人がなくて・・・。
ダメもとで合同説明会に参加してみました。大手病院の話を聞く機会なんて、そうそうありませんからね。「あ、こんな素敵な病院もあるんだ!」ってわかっただけでも収穫でした。

消化器内科 小林綾香さん(仮名)28歳

主催者が新聞社だったり転職サイトだったり大手なので、安心して参加できるところが良いです。

2.看護師が優位に立てる

転職フェアでは、看護師がお客様です。
つまり、看護師が病院を品定めする側に立てます。
会場に入れば、沢山の病院があなたを迎えてくれます。
あとは堂々と、自分のペースで見て回っていいんです。

面接や見学だとこうはいきません。
むしろ看護師が品定めされますからね。
手間もかかります。
1つひとつの病院に丁寧なアポを入れ、履歴書を持参して、服装を整えて・・・。
十分な下準備をしなければなりません。
とにかく気を使いっぱなしです。
こちらからお願いして病院に時間を割いてもらい、現地で案内してもらうわけですから。
当然です。

3.効率的に情報収集ができる

転職フェアはネタの宝庫です。
1度に沢山の情報を集められます。
場内をぐるっとすれば10以上の病院のことがわかるはずです。
気になる病院だけ厳選したら、あとは直接病院に面接予約を入れるだけです。
自分のペースで選んで、自分のペースで動ける分、はるかに効率的です。

病院見学の場合、1度にこなせる数は、頑張っても2つ3つです。
2,3つで十分疲れます。
いかに、転職フェアが楽で効率的か。
比べるまでもないでしょう。

転職フェアはこんなに効率的

・既卒、新卒どちらも参加できる。
(※新卒のみのフェアもあるため要確認)
・就活だけでなく、情報収集目的の利用でもOK。
・複数の病院の説明が1回で聞ける。
・複数の採用担当、人事、現場の看護師の話が聞ける。
・多種多様な職場の話を聞ける。
(大学病院、民間の病院、総合病院、クリニック、介護施設)
・人気がある大手病院の説明が聞ける。

4.転職活動につながる

参加した時点で、次の活動が始まっています。
そこで得た情報、雰囲気、最新の転職事情や傾向など。
頭の中では、既に評価が始まっているからです。
この病院は○
この病院は×
この病院は▲

▲や○がついた病院に対しては、先に進めたくなりますよね。

予約がその1つです。
参加している病院によっては、面接や病院見学の予約を受け付けています。
「いいな!」と思ったら、その場で予約可能です。
複数の予約を入れてもOKです。

その他、フェアによっては履歴書対策や面接対策のセミナーの受講も可能です。
転職のノウハウを身に付ける。
その時点で活動は一歩前進です。

その先にあるのが、転職サイトの利用です。
具体的な条件交渉や入職時期など相談に応じてもらえます。

5.仲間ができる

転職活動の情報交換の場としても活用できます。
とうぜん沢山の看護師が参加していますからね。
彼女たちは皆、あなたと同じように不安を感じたり、疑問を持っている仲間です。
「あの病院の看護部長さん、話しやすかった!」とか。
「○○の転職サイトで求人を見かけた!」とか。

転職活動は孤独になりがちです。
誰かと悩みを共有することで、心は軽くなります。
「いくつ面接を受けている?」とか。
「見学の予約した?」とか。
フェアで出会った関係だからこそ、勢いで聞けたりするものです。

6.決断しなくていい

転職を迷っている人も参加できます。
「他の病院の様子を知りたいだけで参加したけど、話を聞いたら気持ちが固まった。」
逆に、「話を聞いたけど、もうしばらく辞めずに頑張る。」
なんてこともあったりします。

転職フェアは説明会です。
説明だけ聞いて帰るのが許される場所です。
転職がと少しでもよぎったら、気軽に参加してみると良いですよ。

いかがでしたか?
転職活動の手始めにフェアで慣らしてみる。
こんな活用の仕方もあるんですね。
では逆に、転職フェアでできないことって何でしょう?
デメリットをまとめました、どうぞ!

デメリットは?

最大のデメリットは、内定まで進めないことです。
転職フェアは病院と求職者を結ぶ窓口です。
更に話を進めるには、もう一歩進まなければなりません。
それが見学だったり面接だったり、転職サイトの利用だったりするわけです。
その他、転職フェアには制約があります。

時間

・日時が固定されてしまう。(こちらが予定を合わせる必要がある)
・時間が限られている。(1病院、5~10分程度しか話が聞けない。)
・1回につき半日~1日かかる。(複数の病院を見てまわるため)
・一部事前予約が必要※要確認

場所

・開催場所が限定されている。
(遠方だと困難、特に地方は開催頻度が少ない)

転職フェアでできないこともあります。

転職フェアでできないこと

・細かい条件の提示や求人票の説明
給料交渉
・内定の取り付け
(病院側のPR、初顔合わせ的な要素が強い。)
・自己PR
(病院:自分。1:1になりにくい。なっても時間が短い。)
・求職者が多すぎて質問が十分にできない。
(集団面接のようなもの。要領よくやらないと質問できない。)

「できること」と「できないこと」
しっかり理解して参加しましょう。

転職フェアのメリットとデメリットがわかったところで。
ここからは、いよいよ実践に入ります。
転職フェアの探し方~当日見ておきたいポイントついてお話します。
ごらんください。

参加方法は?

転職フェアを開催している母体は主に3つあります。
それぞれ開催日と開催場所が決まっています。
なかには開催されない地区もあるので、お住いの地域に近い開催場所と、参加可能な開催日をチェックしておきましょう。

主催者

1.ハローワーク
2.日本看護協会
3.転職サイト

1.ハローワーク

探し方

お住いの地域のハローワークのホームページで確認。

利用するメリット

求人の内容が事前にわかること。

利用するデメリット

日時固定。
ハロワの担当者は。病院の詳しい情報まで把握していません。

例)ハローワークかごしま

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2.日本看護協会

探し方

お住いの地域の日本看護協会のホームページで確認。

利用するメリット

新聞社や教育機関など母体が大きいため安心感がある点。

利用するデメリット

開催日が固定で、回数が少ない。看護協会主催なためイロイロと気を遣う点。

例)石川県看護協会

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3.転職サイト

探し方

大手転職サイトで都市部(東京、名古屋、大阪)を中心に開催されています。
各サイトのホームページで確認できます。
例)看護roo!、マイナビ、ナース専科など

利用するメリット

・フェアで転職のプロ(キャリアアドバイザー、コンサルタント)の話が聞ける。
・より実践的な面接対策や履歴書対策が受講できる。
・参加病院数が多い。(転職専門の会社のため)

利用するデメリット

・転職サイトによって求人の数、質、サービス内容に格差がある。
・求人の当たり外れが大きい。
・参加後の連絡が「しつこい」「強引」なサイトがある。

転職サイトは「どこを選ぶか?」細心の注意が必要です。
良質なサイトはこちらから登録できます。
→→看護師から人気!実績と信頼のある転職サイト

参加までの流れは?

「前日までにすべきこと」「当日やること」
この2つに分けてお話しします。

前日までにすること

日程と場所が決まれば、ちょっとだけ準備が必要です。
前日までに、以下を確認しておきましょう。

前日までにやること

・開催場所、日時の確認
(交通機関、ルートの確認)
・参加条件の確認
(原則無料、予約不要ですが、まれに予約が必要なケースがあるため要チェック)
・履歴書不要
(当日エントリーシートや面接カードを記入する。)
・服装の指定があるか。
(原則スーツ不要。カジュアル過ぎなければOK。)
・メモ、筆記用具の準備
(セミナーや説明内容を控えるため。)
・優先順位リスト作成
(気になる病院が複数ある場合は、優先順位をつけておく。人気の病院は並ぶ場合がある。)

準備が整ったら、いよいよ転職フェア当日です。
当日の流れはこんな感じです。

当日の流れ(例)

13:00会場に到着

13:10受付でエントリーシート記入

13:20参加病院のブースを準備しておいた優先順位リストに沿って自由に回る。

15:30履歴書対策セミナーが開催されていたので説明を聞く。

16:00無料ドリンク&スイーツコーナーで休憩

16:30残り3つの病院を回る。

17:00気になった病院3つの見学予約を入れる。

17:30退場!

18:00出会った看護師仲間と食事をして情報交換。

ザっと、流れがつかめたところで・・
会場で観察すべきポイントについてお話します。

転職フェアで見ておきたいポイント

いくつも病院を回ろうと思うと、半日はかかります。
要領よく回るためにポイントをまとめました。

会場でのチェックポイント

・人気の病院
(ブースの大きさやブースに集まっている求職者の数で人気度がわかる)

・採用担当者や看護師の人柄、雰囲気
(病院の雰囲気の良し悪しがつかめる)

・資料の多さ
(病院の体制がしっかりしている)

・病院見学or面接予約の受付状況
(転職活動を有利に進められる)

・面接、履歴書対策セミナーの開催状況
(テクニックやノウハウがわかる)

・フェア特典の受け取り
(QUOカードやお菓子、面接ハウツー本など)

まとめ

いかがでしたか?
転職フェアは誰でも気軽に参加できます。
そこで手ごたえをつかめたら、もう一歩進めばよいのです。

大切なのは、転職フェアをうまく活用すること。
これが転職成功への近道です。
あなたの転職を応援しています!

追記:転職活動をもう一歩進めるにはこちらが安心です。
→→看護師から人気!実績と信頼のある転職サイト