5分で完成!看護師の職務経歴書(書き方、見本、テンプレート)

看護師の皆さん、こんにちは!

「職務経歴書」って作るの面倒くさいですよね?
履歴書作るだけで、いっぱいいっぱいですからね。

でも大丈夫。
ここでは、5分で簡単に作れる方法をお伝えします。
4つの手順に沿ってチャチャッと完成させちゃいましょう。

自分に合った職務経歴書を選ぼう!(所要:1分)

まず、「どんな書式で書くべきか?」3タイプご用意しました。
3つから自分に合った見本を選びましょう。

タイプ1:編年式1(ごく普通の経歴の人、もしくは経験の少ない人向け)
タイプ2:編年式②(転職回数は多いけど普通にやってきた人向け)
タイプ3:キャリア式(役職経験者、豊富な経験をアピールしたい人向け)

「どれか迷う~!」という人は、一般的なタイプ1の「編年式1」を選びましょう。

タイプ1.通常&経験の少ない人向けの「編年式1」見本

看護師の転職では、この「編年式1」が一般的です。

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①日付:提出日を書く。
・押印は原則不要。
・誤字脱字に注意する。
②年月:古い順に書く。
・年:平成〇〇の形式で書く
・月:〇〇の形式で書く
③職務内容
・勤務先名、配属先、診療科名、業務内容、退職理由の順に書く。
・勤務先は正式名称で書く
・夜勤経験は具体的に書く
例)2交代/3交代
応募先は夜勤経験がどの程度あるのか知りたがっている。
・役職があれば書く。
例)プリセプター、主任、師長
・その他書いた方が良いもの
委員会の参加実績、看護研究内容、教育内容
上司や患者さんからの評価
特に頑張った業務、任された業務
④経歴の最後
1行あけて「以上」と書く
⑤保有資格
例)看護師免許、普通自動車第一種運転免許、介護支援専門資格、助産師免許など
・資格は正式名称で書く
・取得年月は正確に書く
・医療系以外の資格も書く。
PC系、オフィス系、運転免許
・受講中のものは「○年〇月から資格取得を目指して受講中」と書く。
⑥自己PR
・経歴とは別の欄に書く。
・4つのポイントを含めて書きます。
1.自分はどんな性格か?
2.看護師として心がけていること
3.転職先で活かせそうな経験、スキル
4.具体的なエピソード、患者さんからの評価、感謝の言葉
(説得力がUP!します。)
自己PRアドバイス
~面接官に好評な書き方~
・わかりやすく、短めにまとめる。
(見やすいと読んでもらえる)
・基礎看護の知識やスキルと、経験した部署、科の特有のスキルは別々に書く。(一目でわかりやすい)
・リーダー、プリセプター、主任等の役職は期間も含めて他と分けて書く。(目立つため)
・具体的に改善した内容があれば続けて書く(説得力UP!)
・転職した前向きな理由を付け加えておく。(マイナスな理由があるか知りたがっているため)
・転職先が同じ科の場合、なぜ転職したのか理由を添えておく。
例)スキルアップのため、通勤距離等

こんな人に向いている

ごく普通に看護師として働いてきた人に向いています。
とくに以下のどれか1つでも該当する方は、迷わずこのタイプを選びましょう。

・ごくごく普通に頑張ってきた人
・新人~コツコツ頑張ってきた人
・同じ勤務先(部署、診療科)で働いてきた人
・同じ勤務先で異動を経験した人
・役職がない一般職員
・転職経験はあるが、回数は1~2回で少ない人

編年式ってなに?

ザックリ言うと、職歴を「時系列」に書いたもの。
働いてきた勤務先と、その業務内容を、古いもの順に並べて書きます。
入職してから今日までのあなたの軌跡がわかります。
とくに、成長のプロセスを知ってもらう目的があります。

編年式で書く項目

卒業後の経歴をすべて書きましょう。
とくに直前の職歴は最もチェックされる箇所です。
年月も含め具体的に正確に書きましょう。
※働いた期間が3カ月未満の職場、バイト、派遣は原則書かなくても良いです。
ただし、国立病院や大手の病院は厳密に書いた方が無難です。
よっぽどキャリアが豊富か、役職のある人でなければこれで十分です。
今までの自分を思い出しながら、過去から順に書き出してみてください。
意外とすぐに書けちゃいますよ。

タイプ2.転職経験はあるけど、経歴に自信がない人「編年式②」見本

看護師の転職で、次に多いのがこのタイプです。
勤務先ごとの経歴を時系列にまとめて書く手法です。
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①日付:提出日を書く。
・押印は原則不要。
・誤字脱字に注意する。
②期間:古い順に書く。
年:平成〇〇の形式で書く
月:〇〇の形式で書く
・雇用形態:正職員と書く
・勤務先:正式名称で書く
・配属先:部署名、診療科名を書く
・定員:病床数を書く
・職位・職種:看護師と書く
③業務内容
・診療科名、業務内容、退職理由の順に書く。
・夜勤経験は具体的に書く
例)2交代/3交代
応募先は夜勤経験がどの程度あるのか知りたがっている。
・役職があれば書く。
例)プリセプター、主任、師長
・その他書いた方が良いもの
委員会の参加実績、看護研究内容、教育内容
上司や患者さんからの評価
特に頑張った業務、任された業務
④保有資格
例)看護師免許、普通自動車第一種運転免許、介護支援専門資格、助産師免許など
・資格は正式名称で書く
・取得年月は正確に書く
・医療系以外の資格も書く。
PC系、オフィス系、運転免許
・受講中のものは「○年〇月から資格取得を目指して受講中」と書く。
⑤自己PR
・経歴とは別の欄に書く。
・4つのポイントを含めて書きます。
1.自分はどんな性格か?
2.看護師として心がけていること
3.転職先で活かせそうな経験、スキル
4.具体的なエピソード、患者さんからの評価、感謝の言葉
(説得力がUP!します。)

こんな人に向いている

「転職経験はあるけど、ごくごく普通の一般職員です・・・」
という人には、このタイプがオススメです。
とくに以下のどれかに該当する方は迷わずこちらを選びましょう。

・転職回数が多い(2、3回以上)
・さまざまな診療科の経験がある
・診療科(部署)は同じだけど職場が違う
・とくに役職がない一般職員
・新人に比べて経験やスキルに自信がある

先ほどと同様、よっぽどキャリアが豊富か、役職のある人でなければこれで十分です。
このタイプは、転職先ごとに自分がやってきたことをまとめた手法です。
メリットは「過去」➡「現在」の道筋がわかりやすい点。
デメリットは、すべて並列に述べられているため、アピールポイントがわかりづらい点です。
逆に言うと、とくにアピールポイントがなければ、このタイプが向いています。

タイプ3.キャリアをアピールしたい人向けの「キャリア式」見本

主任、師長クラスの看護師が使うタイプです。
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①日付:提出日を書く。
・押印は原則不要。
・誤字脱字に注意する。
②職務概要(職務概略)
職務経歴を短くまとめたものを書く。
とくに高いスキルと役職はここでアピールしておく。
③職務経歴
職種別、役職別、科別のいずれかで分類する。
※見本では科別に分類しています。
④期間:古い順に書く。
〇年間(勤めた年数を書く)
xxxx年xx月~xxxx年xx月形式で書く(期間を書く)
※途中で役職が変わったら、別の欄に分けて書く。(目立つため)
⑤業務内容
・配属先:部署名、診療科名を書く
・定員:病床数を書く
・高いスキルがわかる経験や実績を中心に書く。
・夜勤経験は具体的に書く
例)2交代/3交代
応募先は夜勤経験がどの程度あるのか知りたがっている。
・役職があれば書く。
例)プリセプター、主任、師長
・その他書いた方が良いもの
委員会の参加実績、看護研究内容、教育内容
上司や患者さんからの評価
特に頑張った業務、任された業務
・勤務先:正式名称で書く
⑥保有資格
例)看護師免許、普通自動車第一種運転免許、介護支援専門資格、助産師免許など
・資格は正式名称で書く
・取得年月は正確に書く
・医療系以外の資格も書く。
PC系、オフィス系、運転免許
・受講中のものは「○年〇月から資格取得を目指して受講中」と書く。
⑦自己PR:最後の念押し
「自分はこんな看護師で、こんなところで役に立つよ!」とアピールしておく。
・経歴とは別の欄に書く。
・4つのポイントを含めて書きます。
①自分はどんな性格か?
②看護師として心がけていること
③転職先で活かせそうな経験、スキル
④具体的なエピソード、患者さんからの評価、感謝の言葉
(説得力がUP!します。)

こんな人に向いている

「わたしメチャクチャ経験豊富で、順調に昇進してきました!」
主任や師長、リーダーとしてバリバリ働いてきた人には、こちらがオススメです。

キャリア式が向いている人
・看護歴10年以上ある
・キャリアアップ目的の転職を繰り返している
・複数の部署や診療科の経験がある
・さまざまな役職の経験がある
・~の実績がある
・~の改善をした

キャリア式ってなに?

今までやってきたことを分類別に書いたものです。
分類のやりかたは自由です。
・部署間の異動が多い人は部署別に。
例)外来、病棟など(異動/転職の多い人)
・昇進した人は役職別に。
例)リーダー、主任、師長など
・経験した診療科の数が多い人は診療科別に。
例)循環器科、外科、内科、消化器科、オペ室など
・転職の多い人は勤務先別に。
例)総合病院からクリニックなど

「編年式」が成長過程を見せるためなら、「キャリア式」は実績を見せるために使います。
自分がアピールしたいものに照準を合わせて分類しましょう。
とくにキャリアに自信のある看護師にとって、職務経歴書はアピールする絶好のチャンス!
ただし、ダラダラと長く書くのはダメ!
アピールしたいところがぼやけちゃいますから。
多くてもA4サイズ2枚まで。
厳選してまとめしょう。

フォームをダウンロードしてみよう!(所要:1分)

タイプ1:通常版、初めて転職する人(編年式①)

ダウンロードはこちら↓↓

編年式①フォーム(エクセル版)
編年式①フォーム(PDF版)

タイプ2:転職経験がある人(編年式②)

ダウンロードはこちら↓↓

編年式②フォーム(エクセル版)
編年式②フォーム(PDF版)

タイプ3:役職経験、スキルに自信のあるキャリア式

ダウンロードはこちら↓↓

キャリア式フォーム(エクセル版)
キャリア式フォーム(PDF版)

テンプレートを選んで書いてみよう!(所要:2分)

あなたに該当するものを以下のテンプレートから選んでダウンロードしたフォームを埋めてみましょう。

診療科テンプレート

これまで勤めてきた診療科を以下の中からピックアップしてみましょう。
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看護業務、スキルテンプレート

あなたが身に付けてきたスキルを以下のリストから探してみましょう。

12341-0

役職テンプレート

役職経験者のかたは、具体的な役職名を書きましょう。
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資格テンプレート

取得した資格は正確に記入しましょう。
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自己PRテンプレ—>こちらへ

職務経歴書を提出しよう!(所要:1分)

一通り完成したら、あとは応募先に提出するだけです。
手順を確認して、間違いなく提出しましょう。

応募時に必要な書類を確認する

必ず提出するもの

・履歴書
・看護師免許の原本(またはコピー)
・白い封筒2枚(1枚は看護師免許を入れる封筒)

応募先によって提出が必要なもの

・職務経歴書(一般病院、とくに企業立病院や、美容外科クリニック)
・成績証明書(大学病院や一部の大手病院)
・健康診断結果(3カ月以内のもの、受けっていない場合は伝える)

漏れがないかチェックをする

・A4サイズ1~2枚におさめたか?
・複数書いた場合、ページ番号はうったか?
・パソコンで作成したか?(読みやすい)
・提出日、氏名など記入漏れはないか?

応募先に提出する

応募先で書類選考がある場合は郵送。ない場合は、面接のときに持っていきます。
※企業立病院、国立病院は郵送が主流です。
他の提出書類と一緒に提出しましょう。

履歴書や職務経歴書の添削をしてもらいたい人にオススメ
→→丁寧に対応してくれる転職サイトはこちら

職務経歴書の体験談・口コミ

実際に書いた経験のある看護師に感想をいただきました。
興味のある方はごらんください。

やる気や経験をアピールするために書きました。
H.Sさん(29歳・女)
看護師:7年
転職先:大学病院へ転職

提出の必要がなくても自ら提出すれば、「お、やるな!」と応募先に思ってもらえます。
それに限られた面接時間で、自分の経歴をすべて伝えるのは至難の業です。
でも、経歴書があればあとでじっくり見てもらえますからね。

あがり症で口下手なので書きました。
S.Yさん(30歳・女)
看護師:8年
転職先:転職2回目

今回2回目の転職でした。
とにかくあがり症で・・・面接は苦手です。
絶対緊張して頭が真っ白になると思ったので、職務経歴書を作りました。
多少「カンペ」代わりになるかな?と思って(汗)
実際、面接官に見せつつ自分も目で追いながら説明できました。

あと、レジュメにもなりました。
面接官はけっこう職務経歴書をじっくり見ていましたね。
見ながら質問するって感じだったので、意外と楽に答えられました。
苦手な会話も自然と長持ちしたし、作って良かった!と思いました。

自分を振り返るために作成しました。
M.Kさん(32歳・女)
看護師:10年

看護師10年目です。
「そろそろ転職もいいかな~。」って。
その前に自分を振り返ってみたくなって・・
自分の歴史年表みたいな感じで、職務経歴書を作ってみました。
新人時代どんなことしていたか。
どんな勉強をしたか。
どんな仕事ができるようになったか。
どこで褒められたか。叱られたか。
まー綺麗に忘れていましたね(笑)

でも、そのうちポロポロと出てきました。
「あ、今これを頑張っているのは、このときこんな経験をしたからか~。」
と、妙に納得したりして。
これから、何がやりたいのか。ちょっとわかった気がします。
転職も視野にいれているので、今作っておけばあとは更新すればいいしね。
今楽しみなのは、10年、20年後に見返すとなんて思うかな~ってことです。

最後は、看護師ではなく採用側の感想もどうぞ。

履歴書よりも大事!!
Y.Mさん(元人事担当・女)
元勤務先:総合病院人事部

わたしは数年前まで都内の総合病院で人事をしていたものです。
職務経歴書は、具体的に何をやってきたのかがわかる貴重な資料です。
正直、履歴書よりもじっくり見ましたね。
・経験やスキル
・退職理由や転職理由
・一貫性があるかどうか
この3つを知るのが目的でした。
実際、経歴を順に見ればだいたいわかりますね。
経験やスキルがあるのに、書いてない人も結構います。
きっと「これ書いていいのかな?」って迷うんでしょうね。
遠慮せずなんでも書いた方が得ですよ。

これから転職予定のあるあなたへ

いかがでしたか?
職務経歴書は意外と重要な役割をしていましたね。
履歴書が主役なら職務経歴書は脇役のような存在です。履歴書を裏付けする役割を担っています。
なかには履歴書よりも、職務経歴書をあてにする面接官もいるんですよ。
さあ、これを読んだらすぐに作っておきましょう!
「備えあれば憂いなし」ですよ!

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