看護師の転職事情!プロが語る、理想をかなえる3つの極意

看護師のみなさん、こんにちは。
元転職エージェントの須藤です。
20年人材会社で働いて気づいたことがあります。

転職で成功する人と失敗する人の違い。
それは、転職活動のやり方です。

本当に必要な情報を、どんな手段を使って集めたか?
これで結果が分かれます。

これから転職する看護師のみなさんへ。
転職における3つの極意!
お届します。

極意1:最初に手にした求人票は捨てろ!

最初に出会った求人票はいさぎよく捨てましょう。
でも、ホントに捨てちゃだめですよ(汗)
「最初の求人票だけで決めてはいけない」という意味です。
これから求人を探すときの「基準」にしましょう。

そう、次の求人からが本番です。
きっと次の求人も、その次も、簡単に見つかります。
実際、次の求人を見つけたら「基準より上から下か?」
最初のたたき台と比べます。
とにかく淡々とやりましょう。
2~3日もやれば、あなたが希望する求人の相場が見えてきます。
最初に「いいじゃん!」と思った求人が色せるぐらいもっと良い求人はその先にあることを思い知るはずです。

ところが、現実はここまでやっていない看護師がほとんどです。
彼女らは、最初の情報だけで決めてしまいます。
それには事情があります。
看護師の場合、転職活動を始めると意外早い段階で好条件の求人情報に出会えます。
実際、2つ3つ見ると、どれも条件が良かったりします。
ということもあって、8割ぐらいの看護師はそこで求人探しを辞めてしまいます。
想定よりも条件の良い求人で、すぐに満足してしまうんです。

・良さそうな条件だけにつられる。
・それ以上つっこんで調べない。
・相手を疑わない。
・他と比較しない。
・実態を探らない。

これが原因で、もっと素敵な病院に出会えずに転職活動を終えてしまっています。
その病院に興味を持ったなら、もう一歩踏み込むべきです。
少なくとも、他と比べてみてください。
同時に、求人票に載っていない情報を集めてください。
情報を探れば探るほど、よりリアルな病院の実態に手が届きます。

ある程度比べて深く探る。
これが重要だというお話でした。
では、具体的にどんな情報を調べるべきか。
次をごらんください。

極意2:求人の質を追求しろ!

実は、優先的に探すべき情報があります。
ただやみくもに求人を探し続けても、意味がありません。
わかりやすくするために、情報の重要度を1~3でレベル分けしてみました。

レベル1(低):基本情報

誰もがすぐに手に入れられる最低限の情報です。最低限押さえておきましょう。
ハロワの求人票に記載されている情報がこれにあたります。

基本情報
・給料、手当
・勤務時間
・所在地
・診療科

どれも基本的な情報ばかりですね。
これだけで働いている自分を想像できますか?
どんな職場で、どんなシフトで廻しているのか、まったく見えてきません。
求人票だけで転職先を決めるのは、極めて危険な行為です(汗)
次に出てくるような、具体的な情報を集めましょう。

レベル2(中):一部の内部情報

一部の人しか知りえない、ある程度コアな情報です。
具体的には、知人や友人からの情報です。
そこには求人票からは知りえない病院の内部事情が含まれています。

一部の内部情報
・院長の性格
・職場の雰囲気
・シフトの自由度
・仕事のハード具合

これで、おおよその雰囲気や傾向はわかります。
ただし、たまたま紹介してくれた知人のフィルター越しの情報になります。
主観的な情報になりがちなのが注意点です。

レベル3(高):あらゆる内部情報

ここまでくると、客観的に精査された確かな内部情報です。
つまり、もう一歩踏み込んだ病院の内部情報です。

知人の紹介以上の客観性のある数字データも含まれています。
これらは、ごく限られた人たちしか知りえない情報で、転職サイトの会社が握っています。
とくに大手は沢山の看護師を紹介しているので病院とのコネクションが強い!
同時に、紹介した看護師から勤務実態をフィードバックする仕組みもある。
だから情報の信頼性も高いですね。

転職サイトの持っている内部情報(例)
・有休取得日数
・実際の平均夜勤回数、休憩時間
・カンファ、研修の強制具合
・看護師同士のトラブル実例
・師長や看護部長の性格
・離職率

転職するならまず遠慮は捨てること。
人生かかっているのに綺麗ごとを並べても仕方ありません。
できるだけ深く実態を探ってから選ぶべきです。
よくわからずに転職して、現実を知って辞めてしまう・・
これだけは避けたいですよね。

膨大な求人数と、確かな内部情報を持つ転職サイトを載せておきますね!↓↓↓
→→→オススメの転職サイトベスト3

情報をキッチリ集めるには手段も重要です。
続いてごらんください。

極意3:情報収集は手段にこだわれ!

実は、情報を集める手段にもレベルがあります。
こちらも3つのレベルに分けてお話しします。

レベル1(低):ハローワーク、求人誌

ハロワは、求人票に載っている情報がすべてだと思っておいてください。
なので担当者に、夜勤の回数、職場の雰囲気、シフトの希望は通るか?
なんて聞いても答えは返ってきません。
その代わり、全国津々浦々の求人情報を少なからず持っているので、登録しておいた方が無難です。

レベル2(中):友人、知人の紹介

ハロワで手ごたえがなかったら、友人や知人に空き求人がないか?尋ねてみる手も有効です。
実際、その病院で働いている看護師の紹介で転職をするケースはよくあります。
そこで働いている人こそ実態がわかっています。

ただし、注意点が3つあります。
1.紹介する人の偏った意見になりがち
2.紹介者に遠慮して、意外と突っ込んだことが聞けない
3.仮に転職しても、むやみに辞められない
これらを踏まえた上で、知人を頼ってみるのはアリですね。

レベル3(高):大手の転職サイト

そして転職サイトです。
中でも求人数が多くて、知名度の高い大手がベストです。
大手はやっぱり情報量、質、人(担当者)すべてが最強ですね。

転職サイトと言えば「しつこい、求人を押し付けられた、断りづらい・・」
このような悪いうわさがあるのも事実。
でもそれは一部の小規模なブラックサイトの話です。

大手はしつこくしなくても集客できます。
つまり、しつこく強引に紹介して実績を上げる必要がありません。
むしろ「しつこい!」と悪評を立てられることのほうがマイナスだと考えています。
実際、しつこく勧めないようにかなり気をつけています。

さらに、大手はただ紹介したら終わり!ではありません。
アフターフォローも万全です。
というのも、入職した後のみなさんからの口コミや満足度を重視しているからです。
次につなげたい!
こう考えています。
これらの徹底したサポートで、利用者の厚い信頼を得ているのです。
これこそが、大手と呼ばれる由縁かもしませんね。

これから転職するあなたへ

転職は人生にそう何度も経験するものではありません。
悔いのない転職をやり遂げるには、ポイントを押さえた転職活動が重要です。
つまり、どれだけリアルな情報をつかめるか。これにかかっています。

情報を沢山集めて、
納得できる転職を目指しましょう。
そんなあなたを応援しています。

追記:求人数、質、満足度すべてが高い転職サイトはこちら。
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