HOME > 新人看護師が退職する現場をレポート > 1年で退職していった新人看護師(一般内科で新人が辞めた事例)

1年で退職していった新人看護師(一般内科で新人が辞めた事例)

新人看護師たち
新人ナースの離職率はとても高いです。
病院側は、新人が辞めることを見越して、大目に採用しているくらいです。

さて今回は、「1年で退職していった新人看護師」というテーマの特集です。

辞めていった新人ナースを「先輩の目線」で見てみましょう。


新人が辞めた事例 その1


茨城県の内科病棟
37歳・山口さんへのインタビュー

あなたが見た新人はどんな人?

20代前半。
独身。
女性。
初めての看護で緊張まくっていて、挙動不審になっていた。
たいていの新人は緊張するものだけど、この子は見ていてちょっと痛々しい感じだった。

1年目の12月頃辞めていった。

なぜ辞めていったの?(退職理由)

新人看護師が、尿検査がある車イスの患者さんのトイレ介助中、転倒させてしまう。
しかも、患者さんを助けずに、試験管へ採尿をしていた。

これ以外にも、看護師としての責任感や危機管理能力を問われるような事件を起こしていた。

患者さんの安全が保持できなく危険であるとナースステーションで問題になった。
他科へ異動させる案もあったが、どこも受け入れてくれず、役員の満場一致で退職に。

あなたや周りの反応、対応は?

病棟の看護師みんなが、この新人に不安を持っていた。
連絡や相談が全くなかったから。
どれだけ注意しても変わらずだった。

ただ新人看護師なら失敗くらいするし、たいていは先輩が助けてくれる。
けどこの子は、周りになじめずに孤立していて、誰も助けてくれなかった。

新人看護師が続けられるコツは、先輩との関係を築けるかどうかだと思う。

もちろんそういう風土を作るのが先輩だったり、上司だったり、経営者の役割だと思う。

ただ人間関係は、働いてみなきゃ分からないから、辛かったら無理せずに転職したほうがお互いのためだと思う。
看護師なら働き口は沢山あるし。


退職した新人のその後

何度も転職を繰り返していたらしい。
地方都市だから、色んな経由で話が入ってくる。

最後は、某転職エージェントにお世話になって、健診センターへ転職。
採血や診察時の補助を行っているらしい。



新人が辞めた事例 その2


神奈川県の内科病棟
32歳・佐藤さん(仮名)のインタビュー

あなたが見た新人はどんな人?

責任感が強い感じで、自分の考えをどこまでも突き通す人だった。
人のいうことに全く耳を貸さないタイプ。

入職して一年になる3月に辞めていった。

なぜ辞めていったの?(退職理由)

先輩からの指導に「自分はこう思う」と意見していた。
間違いの指摘に対しても間違いを認めなかったりという態度。
誰も教えたがらなくなり、業務に支障が出てきた。

そんな状況で少しずつ仕事を休みがちに。
とうとう休職し、年度末に正式に退職。

あなたや周りの反応、対応は?

最初は、なんとか新人を育てようと、彼女のペースに合わせたていた。
でも何に関しても相手につっかかる彼女に、ナースステーション全体の不満が溜まっていた。
どのスタッフが対応してもそうだったので、皆もう対応に疲れた、という感じで休職も、退職も静かに受け止めていた。
一部の看護師は喜んでいるくらいだった。

退職した新人のその後

ハローワーク経由で転職したそう。
でも結局うまくいかずに実家に帰ったという話を聞いた。
看護師に向かない人だと思うので、どこの病院に転職しても難しいような気がする。


新人が辞めた事例 その3


大阪府の内科(混合病棟)
35歳・内山さんのインタビュー

あなたが見た新人はどんな人?

新卒で入った子です。
明るくて社交的な子だったけど、若いから夜遊んでいたみたいす。
だからカルテ書きながらよく寝ていました。
技術も下手なのに向上心が無い感じです。

年が明けて2月頃退職していきました。

なぜ辞めていったの?(退職理由)

自分の性格に看護師の仕事が合わないようだと言っていました。
もっとほかにやりたいことができたみたいです。

あなたや周りの反応、対応は?

退職するの?考え直したら?
と、みんなが言うには言っていました。
まあ社交辞令とでもいうのでしょうか。
仕事内容は雑だったのでそんなに引きとめなかったですね。
師長もほっとしたような感じでした。

退職した新人のその後

その子の同期が連絡を取り合っているそうで、そこからの情報。

退職後は看護師を辞めて、アパレル関係の仕事に就いたそう。
けど長続きせず、テレアポや飲食店のアルバイトに。

でも結局また看護師として働いているのだとか。
ハローワークやナースセンターからは「経験が浅すぎて、看護師としての復職は難しい」と言われたそうです。
けど転職サイトをいくつも掛け持ちして、何とか見つけたのだとか。

2年ほど続いているので、自分に合った病院を見つけられたのではないかと思います。


新人が辞めた事例 その4


青森県の内科病棟
27歳さん・竹内さんのインタビュー

あなたが見た新人はどんな人?

30歳で、周りの新人よりちょっと年上でした。

個人的な意見としては、几帳面に仕事をする新人さんだったと思います。
ただ、先輩方に敬語がうまく使えなかったり、患者さんへの配慮が足りないという先輩方の厳しい意見もありました。

入職して1年ほどで辞めていきました。

なぜ辞めていったの?(退職理由)

持病の腰痛が悪化してしまったからだそうです。

ただこれは表向きの理由で、本当は先輩方からの新人教育としての厳しさにストレスを抱えていたようで、不眠や体調不良になってしまったからです。

あなたや周りの反応、対応は?

本人は、持病の腰痛が薬の内服ではコントロールできないと言っていました。
また不眠が続き、仕事に集中できないことなどを訴えていました。

師長は、他のナースへその新人の業務内容の軽減やサポートをするように言っていました。

でも本人としては、仕事を辞めて、休息をとりたいという意向もあったようです。
ただ病棟の人手不足もあり、長期休養や夜勤の免除も受け入れてもらえず、退職すらさせてもらえないのが現状のようでした。

でも1年が立ったところで、本人がギブアップして退職されました。

退職した新人のその後

しばらくは実家に帰省し、休養されていたようです。
その後は、アルバイトをしながら医療現場に復帰されたと聞きました。

その病院は私の友達の病院だったのですが、そこでも色々と問題を起こし、半年で退職。
その後は不明です。


まとめ


今の病院が辛いなら、スッキリ辞めてしまうのも一つの手段です。
実際に多くの新人看護師が転職しています。

ただ安易な転職は避けたほうがいいでしょう。
新人看護師が退職しても、その後に幸せになっている例は少ないからです。

成功している例でいえば、転職エージェントなどを使ってシッカリ転職活動したケースです。

しかし転職エージェントも何かと問題が多いサービスです。
「エージェントに騙された!」という話もよく聞ききます。

騙された人の事例↓
転職エージェントのブラックな実態を告白

新人看護師が転職するなら、上記の事例を知っておくことで失敗を減らせるでしょう。
それでは!



↓その他、参考になる記事はこちら
半年で辞めた新人看護師






看護師求人

看護師の復職レポート

新人看護師が退職する現場をレポート

転職先特集

ナース報道室制作委員会

東京都
代表:山田甲信
ご連絡はFacebookまで

ページの上部へ